#FenderNews / FENDER presents GO LIVE! レポート

FENDER presents GO LIVE! レポート

2016年11月1日更新

Golive

創業70周年を迎えたフェンダーによる日本初の主催ライブイベント「GOLIVE!」が、10月25日に東京・恵比寿LIQUIDROOMで開催された。出演者はフジファブリック、ペトロールズ、オープニングアクトのnever young beachの3組。「GOLIVE!」というイベント名には、新しいプロジェクトを始めるという意味があり、1,000以上の豊富なアイテムが掲載された「eコマース(オンラインストア)」も先日スタート。また、会場のエントランスには11月末に発売予定のフジファブリック・山内総一郎のシグネイチャーモデル「SOUICHIRO YAMAUCHI STRATOCASTER®」の他、数々のシグネイチャーモデルが展示され、オーディエンスの注目を集めていた。

Golive

オープニングアクトは、2014年春に宅録ユニットとして活動を始めた後、同年9月に5人編成のバンドとしてライブ活動を始めたnever young beach。15年5月にリリースした1stアルバム『YASHINOKI HOUSE』がロングセラーとなり、同年7月にはフジロック・フェスティバルにも出演するなど、以前から早耳の音楽ファンの間ではすでに 注目を集めているバンドだ。

Party Zoo

時にサイケに時にパワー・ポップ風に奏でているとも言える4曲を、『YASHINOKI HOUSE』と今年6月にリリースした2ndアルバム『fam fam』から披露。ギターサウンドの醍醐味を味わわせるギター3本のダイナミックなアンサンブルに、スタンディングの客席は大きなうねりを見せ始める。「今日一番楽しい瞬間を作ろうぜ!」と訴えかけた3曲目の「どうでもいいけど」ではテレキャスターを軽快に鳴らす安部勇磨(Vo, G)の両脇で松島皓(G)と阿南智史(G)がツインリードを決め、ラストの「明るい未来」では絶妙に跳ねるリズムに突き動かされるように安部がじゃりじゃりとコードをかき鳴らして、ダメ押しで客席を盛り上げた。

演奏終了後のトークでは、ルックスに惹かれ、最初にテレキャスターを買い、その後は何本かのギターを経て、最 近になってまたテレキャスターに戻って来たというエピソードを披露した安部。「みんなが好きな温かい音をばっと 出せる」とフェンダー・ギターの魅力を語った。


 

1 2 3