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MAN WITH A MISSION「The World's On Fire TOUR 2016」追加公演 レポート

11月26、27日にインテックス大阪でツアー「The World's On Fire TOUR 2016」の追加公演を開催したMAN WITH A MISSIONの模様をレポート。

MWAM

MAN WITH A MISSIONが、11月 26、27日にインテックス大阪でツアー「The World's On Fire TOUR 2016」の追加公演を開催し、2日間で延べ2万人以上のファンが詰めかけた。10月の幕張メッセ公演に引き続き、フェンダーはブースを展開。ジャン・ケン・ジョニーの使用機材の展示や、 特製の MWAM x FENDER ピックの配布を行った。

MWAM のライブ会場にブースを出展し、会場に詰めかけたファンの方々と接するたびに、ファン層の広さには毎回驚かされる。今回もまた、老若男女、家族で訪れるファンの姿も見られた。そして、みんな楽しそうだ。「もうすぐライブが始まる!」という興奮を抑えきれない様子で各ブースでの写真撮影や、ファン同士の交流を満喫していた。

そして、“戦禍の炎ではなく 希望の炎が世界中に灯りますように” という言葉とともにライブはスタートした。今回のツアーで狼たちが私たち人間に発信し続けたメッセージだ。どこか違う世界に迷い込んでしまったかのようなスケール感と、そこに詰めかけた観客の表情を見ていると、彼らの見据える世界は、きっとそう遠くないだろうと確信できる。音楽の、ロックミュージックの幸福な瞬間だ。

ライブ中盤、都会の街並みと少年の映像と観客のハンドクラップと共に始まった「Memories」。会場にいる1万人がスマホのライトを灯す。地上の星とでもいうような、圧巻の景色がそこには広がっていた。感動的で、幻想的で、この世のものとは思えないほど美しく、まるで希望の炎が世界中に灯ったかのような光景だった。

パワフルかつ伸びやかなサウンドで圧倒的な世界観を響かせる、ジャン・ケン・ジョニー (Gt, Vo, Raps) の使用機材にも触れておきたい。もはやアイコン的存在を放つPAWN SHOP JAGARILLOとCLASSIC PLAYER JAGUAR® SPECIAL HH。共にハムバッキング・ピックアップをフィーチャーし、パワフルでいながらフェンダー製ならではの爽快なサウンドを生み出している。それにしてもジャガーが似合う。1962年に当時の最高級機種として誕生したジャガーは、時を経て一癖も二癖もあるギタリストに愛されてきた。そのオルタナティヴな精神は、ジャン・ケン・ジョニーのサウンド、MAN WITH A MISSIONの音楽に確かに息づいていた。

アコースティックギターによる弾き語りで披露された「ワンダーランド」。ジャン・ケン・ジョニーが選んだのはPARAMOUNT PM-1 DELUXEだった。ダイナミックなサウンドであるだけでなく、細かい力加減も繊細に反映された表現力。アコースティックならではのキラキラしていて、温かい音色が曲の魅力をより一層際立たせていた。

アンコールで披露されたのは「Fly Again」「Raise your flag」。インテックス大阪の天井に銀テープが舞う。地響きが鳴っているのかと思うほどの熱狂ぶりだった。「一体となる」という表現があるが、まさにこの瞬間のための言葉。大勢の人々が一体となる多幸感が、メッセージとともに押し寄せてくる。音楽の力を改めて思い知らされる夜だった。

Nobuyuki Kobayashi / Daisuke Sakai (FYD inc.)

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