#FenderNews ／ BOB BAIN "SON OF A GUNN" TELECASTER®
BOB BAIN "SON OF A GUNN" TELECASTER®
恐らく音楽の歴史のなかで最もポピュラーでありながらも、未だ語られる機会のなかったギタリスト、ボブ・ベイン。
彼は、相棒のフェンダー・テレキャスターを携えてフランク・シナトラ、ナット・キング・コール、レイ・チャールズ、クインシー・ジョーンズをはじめ20世紀を代表するアメリカン・レジェンド達とのセッション、そして“ピーター・ガン”、“バットマン”、“ミッション・インポッシブル”といったTVドラマのテーマ曲等20世紀後半のアメリカン・ポップ・カルチャーを象徴する数々の名演を創りだしてきました。「トゥナイト・ショウ・バンド」に22年間在籍し、90歳を超えていまなおギターを演奏し続けています。ベインの演奏は、彼の後に登場したほとんどのギタリストに対して意識的であれ、無意識であれ何らかの影響を与えてます。
あらゆる音楽ジャンルの演奏に対応できるようベインがモディファイしたテレキャスターは、これまでしばしば模倣されてきましたが、再製作されることはありませんでした。この度マスタービルダー、ポール・ウォーラーがフェンダーカスタムショップの職人ならではのレベルで、この素晴らしき楽器を細部にわたり検証し、再製作をしました。
多くのセッション・ミュージシャンがそうしたように、ベインも彼自身のプレイスタイルを確立すべく楽器をモディファイしています。既存のサウンドでは満足できなかった彼は、ハムバッキング・ピックアップをネック・ポジション部に、ブリッジにはビグスビーB-16トレモロ・システムを搭載しました。これらのモディファイによって音質に柔軟性を持たせることに成功したベインは、ロックからジャズ、カントリー、ポップミュージックまで、ジャンルを超越して近代音楽のボキャブラリーを増やしてきたのです。
ベインのギターが作られた1953年に基づいて、’53ソフトVシェイプ・ネック、7.25インチ・ラジアス指板、ブラック・ピックガード、ヴィンテージ・スタイル・チューナー、ラウンド・ストリング・ガイド、ボーン・ナットといった製作当時の仕様を踏襲、さらにネック材には安定性に優れたリフトソーン（追正目）メイプルを採用しました。
BOB BAIN "SON OF A GUNN" TELECASTER®は間もなく日本国内に入荷します。乞うご期待ください。
Key features include:
- • Replica of Bob’s modified 1953 Fender Blackguard Telecaster®
- • Masterbuilt by Paul Waller
- • Custom Relic® lacquer finish replicating the original guitar’s wear and tear
- • Two-piece off-center select ash body
- • 1-piece maple neck with soft “V” backshape
- • 7.25” radius fingerboard with 21 vintage frets
- • Hand-wound ’51 Nocaster® bridge pickup
- • Seymour Duncan® ’59 humbucking neck pickup
- • Deluxe hardshell case with certificate of authenticity
