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Fender Custom Shop THE 2017 FOUNDERS DESIGN PROJECT: MICHAEL STEVENS

founder design

2017年に30周年を迎えたFender®カスタムショップ「The Dream Factory」。名だたるギタリストたちが操る伝説的な楽器を作り続けています。Fenderカスタムショップの設立30周年を記念して、創業時のマスタービルダーから8名が再集結し、彼らのイマジネーションをフル稼働した「これぞプロ中のプロの技」という究極のデザインのギターを作り上げました。そうして完成した「2017 Fender Custom Shop FOUNDERS DESIGN PROJECT」は、イマジネーション豊かなすばらしいコレクションとして、初代マスタービルダーたちの名をギターの歴史にしっかりと刻むこととなるでしょう。

カリフォルニア州コロナで、このマスタービルダーたちは、ギターとベース作りに日夜没頭しました。限りないビジョンと秀でた技術力を備えた彼らは、アートとサイエンスを見事に融合し、芸術作品としても見劣りのしない比類なき楽器製作の伝説の一歩を踏み出したのです。8名の初代マスタービルダーたちがデザインした新しいギターは、Fenderカスタムショップの職人チームの手により製作されます。8名によって始まった世界トップレベルのすばらしい伝統が、こうして引き継がれていくのです。イマジネーション溢れるすばらしいギターコレクションは限定各30本で、2017年3月より毎月順次リリースされています。

2017 Fender Custom Shop Founders Designは、人々の想像を遥かに超える職人技を確立したアーティストたちに捧げるコレクションです。1人目の今回は、MICHAEL STEVENSの作品をご紹介します。


THE BUILDER: MICHAEL STEVENS
初代マスタービルダー(1986〜1990在籍)

Fender®カスタムショップ設立にあたり、1986年12月、マイケルはシニア・デザイン・エンジニアとして、同じくデザイン・エンジニアのジョン・ペイジと共に採用されました。カスタムショップが立ち上がるまでの数か月間、チームはコロナにあるマイケルのガレージで作業を続け、マイケルは“歴史を再利用”すべく、スチール・テンプレートやブループリントを前に夜遅くまであれこれ試行錯誤しました。フェンダー在籍時のマイケルと彼のチームは、エリック・クラプトンモデルのStratocaster®、ダニー・ガットンのTelecaster®、ロバート・クレイのStratocaster、ウェイロン・ジェニングスのTelecasterなど、有名ミュージシャンたちのモデルを手がけました。また、自身がデザインしたギターのペグヘッドのフロント部分に名前が刻まれた、フェンダーの歴史で最初のビルダーでもあります。マイケルは世界のプレイヤー向けのギターをデザインする傍ら、カウボーイの集会に出かけて行き、リズム・ギターを弾きながら歌ったりもしていました。

founders design

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THE GUITAR
Michael Stevens Founders Design Esquire®

Michael Stevens Founders Design Esquireは、ギターショップGuitar Resurrectionに並んでいた、ゴールド・ハードウェアを採用したブロンド・アッシュのStratocasterにインスピレーションを得たモデルです。二人はそれらのギターを気に入り、「Mary Kayes」と呼んでいました。「54年初期のStratocasterに一部使用されていたサッサフラス材について、その素材はいったい何なのか長年に渡って多くの人々の謎だった」とマイケルは語っています。彼は、それはクォーターソーンのワンピースのサッサフラス材だったと確信し、Founders Design Esquireにはアッシュ材でなくワンピースのサッサフラス材を採用しました。前から見ると、コントロール・キャビティをひっくり返したFenderのクラシック・モデルのように見えます。ところがギターを実際に手にとってよく見ると、Michaelが仕掛けたさまざまな特徴がフィーチャーされていることに気づきます。ブリッジ・カバーの下のピックアップは、伝統的なTelecasterのブリッジの向きとは反対の左利き用を採用。さらに、裏側のカッタウェイはプレイヤーの手首と大腿部にフィットし、座ったポジションでのプレイに向いています。「多くの特徴が人間工学に基づいているんだ。自分だけのもの、オリジナルのスタイル。大切なのは機能を伴う形さ。俺はそんなバウハウスの機能主義を気に入ってる。」

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THE BUILDER: MICHAEL STEVENS
初代マスタービルダー(1986〜1990在籍)

Fender®カスタムショップ設立にあたり、1986年12月、マイケルはシニア・デザイン・エンジニアとして、同じくデザイン・エンジニアのジョン・ペイジと共に採用されました。カスタムショップが立ち上がるまでの数か月間、チームはコロナにあるマイケルのガレージで作業を続け、マイケルは“歴史を再利用”すべく、スチール・テンプレートやブループリントを前に夜遅くまであれこれ試行錯誤しました。フェンダー在籍時のマイケルと彼のチームは、エリック・クラプトンモデルのStratocaster®、ダニー・ガットンのTelecaster®、ロバート・クレイのStratocaster、ウェイロン・ジェニングスのTelecasterなど、有名ミュージシャンたちのモデルを手がけました。また、自身がデザインしたギターのペグヘッドのフロント部分に名前が刻まれた、フェンダーの歴史で最初のビルダーでもあります。マイケルは世界のプレイヤー向けのギターをデザインする傍ら、カウボーイの集会に出かけて行き、リズム・ギターを弾きながら歌ったりもしていました。


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THE GUITAR
Michael Stevens Founders Design Esquire®

Michael Stevens Founders Design Esquireは、ギターショップGuitar Resurrectionに並んでいた、ゴールド・ハードウェアを採用したブロンド・アッシュのStratocasterにインスピレーションを得たモデルです。二人はそれらのギターを気に入り、「Mary Kayes」と呼んでいました。「54年初期のStratocasterに一部使用されていたサッサフラス材について、その素材はいったい何なのか長年に渡って多くの人々の謎だった」とマイケルは語っています。彼は、それはクォーターソーンのワンピースのサッサフラス材だったと確信し、Founders Design Esquireにはアッシュ材でなくワンピースのサッサフラス材を採用しました。前から見ると、コントロール・キャビティをひっくり返したFenderのクラシック・モデルのように見えます。ところがギターを実際に手にとってよく見ると、Michaelが仕掛けたさまざまな特徴がフィーチャーされていることに気づきます。ブリッジ・カバーの下のピックアップは、伝統的なTelecasterのブリッジの向きとは反対の左利き用を採用。さらに、裏側のカッタウェイはプレイヤーの手首と大腿部にフィットし、座ったポジションでのプレイに向いています。「多くの特徴が人間工学に基づいているんだ。自分だけのもの、オリジナルのスタイル。大切なのは機能を伴う形さ。俺はそんなバウハウスの機能主義を気に入ってる。」


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