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Fender Custom Shop THE 2017 FOUNDERS DESIGN PROJECT: FRED STUART

founder design

2017年に30周年を迎えたFender®カスタムショップ「The Dream Factory」。名だたるギタリストたちが操る伝説的な楽器を作り続けています。Fenderカスタムショップの設立30周年を記念して、創業時のマスタービルダーから8名が再集結し、彼らのイマジネーションをフル稼働した「これぞプロ中のプロの技」という究極のデザインのギターを作り上げました。そうして完成した「2017 Fender Custom Shop FOUNDERS DESIGN PROJECT」は、イマジネーション豊かなすばらしいコレクションとして、初代マスタービルダーたちの名をギターの歴史にしっかりと刻むこととなるでしょう。

カリフォルニア州コロナで、このマスタービルダーたちは、ギターとベース作りに日夜没頭しました。限りないビジョンと秀でた技術力を備えた彼らは、アートとサイエンスを見事に融合し、芸術作品としても見劣りのしない比類なき楽器製作の伝説の一歩を踏み出したのです。8名の初代マスタービルダーたちがデザインした新しいギターは、Fenderカスタムショップの職人チームの手により製作されます。8名によって始まった世界トップレベルのすばらしい伝統が、こうして引き継がれていくのです。イマジネーション溢れるすばらしいギターコレクションは限定各30本で、2017年3月より毎月順次リリースされています。

2017 Fender Custom Shop Founders Designは、人々の想像を遥かに超える職人技を確立したアーティストたちに捧げるコレクションです。4人目の今回は、FRED STUARTの作品をご紹介します。


THE BUILDER: FRED STUART
初代マスタービルダー(1987〜2001)

フレッドは、1987年のカスタムショップ立ち上げ時に声がかかり、フェンダーで働くことを決めました。コロナにあるマイケル・スティーブンスのガレージからスタートしたカスタムショップは、文字通り“よちよち歩き”の状態でした。「スタートして軌道に乗せるために、当初は必死で働いた」とFredは振り返ります。「正にチーム一丸となった作業で、このチームの一員となれたのは、いわばスーパーボウルを制したようなものさ」。カスタムショップでフレッドはシニア・マスタービルダーとして、Telecaster® Bajo Sexto、40th Anniversary Telecaster、さらに“スネークヘッド”のTelecasterレプリカなどのプロジェクトを手掛けました。

ギター、マンドリン、ドブロギターの熱心なプレイヤーでもあるフレッドは、自らのショップも経営し、手巻きのピックアップを自作したり、ギターの製作、レストア、レリック加工なども行っています。ショップの顧客リストには、ジミー・ペイジやビリー・ギボンズらが名を連ねています。

founders design
 
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THE GUITAR
Fred Stuart Founders Design Herringbone Telecaster®

Fred Stuart Founders Design Herringbone Telecasterは、第二次世界大戦前のMartin® Herringbone D28にインスピレーションを得たギターで、そのモチーフをTelecasterへ移植しました。ブルーグラス・バンドでプレイしていたプレイヤーたちが、それまで弾いていたMartin D28をTelecasterへと持ち替えてエレクトリック・ミュージックの世界に飛び込む姿を、彼は見てきました。「どちらも、“最初から品質保証された”ギターだ」と、フレッドは言います。Founders Design Herringbone Telecasterは、2ピースのローステッド・アッシュ材を使った’52 Telecasterのボディに、白いヘリンボーン飾り付きのバインディングを施したBear Claw Sitka Spruceトップを組み合わせています。さらに、Fred Stuartデザインによるシングル・プライの鼈甲製オリジナル・ピックガード、Fred StuartのCustom Blackguard Telecasterにも搭載されたシングルコイルのブリッジ&ネック・ピックアップなどが使用されています。Fredは、彼が常に心がけているディテールにこだわったデザインの美的センスを、このHerringbone Telecasterにも吹き込みました。「ディテールへのこだわりに終わりはない。ありふれた楽器を作るくらいなら、“品質の高さを真似た”と批判される方がずっといい」というのが彼のモットーです。

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THE BUILDER: FRED STUART
初代マスタービルダー(1987〜2001)

フレッドは、1987年のカスタムショップ立ち上げ時に声がかかり、フェンダーで働くことを決めました。コロナにあるマイケル・スティーブンスのガレージからスタートしたカスタムショップは、文字通り“よちよち歩き”の状態でした。「スタートして軌道に乗せるために、当初は必死で働いた」とFredは振り返ります。「正にチーム一丸となった作業で、このチームの一員となれたのは、いわばスーパーボウルを制したようなものさ」。カスタムショップでフレッドはシニア・マスタービルダーとして、Telecaster® Bajo Sexto、40th Anniversary Telecaster、さらに“スネークヘッド”のTelecasterレプリカなどのプロジェクトを手掛けました。

ギター、マンドリン、ドブロギターの熱心なプレイヤーでもあるフレッドは、自らのショップも経営し、手巻きのピックアップを自作したり、ギターの製作、レストア、レリック加工なども行っています。ショップの顧客リストには、ジミー・ペイジやビリー・ギボンズらが名を連ねています。

 
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THE GUITAR
Fred Stuart Founders Design Herringbone Telecaster®

Fred Stuart Founders Design Herringbone Telecasterは、第二次世界大戦前のMartin® Herringbone D28にインスピレーションを得たギターで、そのモチーフをTelecasterへ移植しました。ブルーグラス・バンドでプレイしていたプレイヤーたちが、それまで弾いていたMartin D28をTelecasterへと持ち替えてエレクトリック・ミュージックの世界に飛び込む姿を、彼は見てきました。「どちらも、“最初から品質保証された”ギターだ」と、フレッドは言います。Founders Design Herringbone Telecasterは、2ピースのローステッド・アッシュ材を使った’52 Telecasterのボディに、白いヘリンボーン飾り付きのバインディングを施したBear Claw Sitka Spruceトップを組み合わせています。さらに、Fred Stuartデザインによるシングル・プライの鼈甲製オリジナル・ピックガード、Fred StuartのCustom Blackguard Telecasterにも搭載されたシングルコイルのブリッジ&ネック・ピックアップなどが使用されています。Fredは、彼が常に心がけているディテールにこだわったデザインの美的センスを、このHerringbone Telecasterにも吹き込みました。「ディテールへのこだわりに終わりはない。ありふれた楽器を作るくらいなら、“品質の高さを真似た”と批判される方がずっといい」というのが彼のモットーです。


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