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“弦のビビり”を解消する5つの方法

“弦のビビり”を解消する簡単なテクニックをご紹介します。

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フレット・バズ(弦のビビり)は、ギターをプレイする際に避けて通れない問題のひとつです。バズ音は、弾いた弦が振動してネック上のフレットに触れてしまうことによって起こる耳障りな音のことです。以下に、フレット・バズが発生する5つの理由とその解決方法をご紹介します。

1.正しい位置で弦を押さえる

弦は、フレットに近い位置(すぐ後ろ)を押さえましょう。フレットから遠い位置を押さえていると、予期せぬバズ音が発生しやすくなります。

2.弦を押さえる力を調整する

弦はしっかりと押さえないと、弦とフレットが正しく接触しません。バレーコードの場合は特に、すべての弦をしっかりと押さえていられるだけの持続力と指の力を備えておく必要があります。

3.弦を強く弾きすぎない

弦を必要以上に強くストロークした時、弦は(横方向でなく)上下に大きく振動し、バズ音が発生しやすくなります。

4.弦の変更に伴う調整

弦の太さを変更すると、テンションやネックのシェイプにも影響します。以前のものより細めの弦を張った場合、弦のテンションが下がり、バズが起きやすくなります。そのため、何らかの調整が必要になる場合があります。

5.ギターのセットアップをチェックする

ギターが正しくセットアップされていることも大切です。ギター・ショップに持ち込んで専門のテクニシャンにチェックを依頼すれば、自分自身で悩みを抱え込むことなく、多くの時間を節約できます。テクニシャンは、バズの原因がローアクションによるものか、フレット高が均等でないために起きるのか、或いはネックのそりやその他の要因によるものかを突き止めてくれるでしょう。

予期せぬ不必要なノイズほど苛立たしいものはありません。バズ音を減らすことは簡単で、ただ自分のテクニック(弾き方)に気を配り、ギターが正しくセットアップされていることを確認するだけです。上記5つのポイントを肝に銘じ、バズのないクリーンなサウンドをお楽しみください。