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正しいギターピックの握り方

簡単そうに見えても、正しく学ぶことが上達への近道です。

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些細なことのように思えるかもしれませんが、ピックの正しい握り方を覚えることは、ギター初心者にとって最も重要なことのひとつです。

誤った使い方は上達を妨げてしまうため注意が必要です。強く握りすぎると手の筋肉がけいれんを起こす場合がある一方で、握る力が弱いとピックが弦にはじかれてしまいます。

まず大切なことは、用途に応じたピックを選ぶことです。ストロークには薄めのものが適していますが、リズムおよびリードギター、そしてベースの演奏には厚めのタイプがおすすめです。うっかり落としてしまうほど柔らかすぎず、弦の間に引っかかってしまうほど硬すぎないミディアムウェイトのプレクトラム(ピックの凝った別名)も存在します。

ピックは安価なので、いくつか異なるタイプのものを購入した上で、自分に適したものを見つけるようにするといいでしょう。

ピックを持った手はリラックスした状態に保ちましょう。人差し指と親指で優しく握り、残りの3本の指は内側に向けます。

親指と人差し指の外側で挟んだピックをスライドさせ、人差し指をピックと同じ方向に向けます。人差し指がピックの先端より前に出ないよう注意しましょう。

ピックはしっかりと握りつつも、手に力を込める必要はありません。

演奏中にピックがずれてしまわないよう、親指でしっかりと抑えましょう。ストローク中心の場合には、ピックの面を多めに露出するといいでしょう。単音を狙う場合には、ピックの面の露出を控えめにすることで正確性が向上します。

ピックを正しく握ることができれば、あとは思う存分プレイするだけです。


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