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コードについて学びましょう

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初めてギターを持ったとき、どうやって音楽をプレイしたらいいかわからないでしょう。最初に学ぶことの一つは、簡単なコードを覚えることです。

コードはギタープレイの土台です。ただし、ひとつふたつ知っているだけでは、十分ではありません。確かに、かの偉大なソングライター、ハーラン・ハワードはたった「3つのコードと"真実"」だけで素晴らしい曲をつくっていましたが...

あなたがギターをプレイすることが好きになったなら、きっと3つ以上のコードを覚えるでしょう。そして、より難しい名前の華麗な音を奏でるコードも知ることになります。

コードを詳しく見ていくとパターンにがあることに気付き、どうしてその名前になったのかその理由を理解できる様になります。ベーシックなレベルでは(特にギターの)コードはとてもシンプルですが、能力が上がっていくにつれて、より複雑なコードにチャレンジしていくことになります。

そもそもコードってなんなんだろう?

コードとは”一緒に発音される3つ以上の異なる音の組み合わせ"です。

ただし、"3つ以上の異なる音"ということに注意してください。"2つの組み合わせ"は、コードではなく、インターバル(音程)と呼ばれます。

EとBの音を同時に鳴らすのは、いくらあなたがBlack Sabbathのアルバムを何枚も持っていようとも、2音なのでコードではありません。また、F#を同時に3つ鳴らしてもそれはコードとは呼びません。

基本的に3つの異なる音で構成されたコードを"トライアド"と呼びます。構成する音は、通常スケールや、その他の音楽的な数字に関係して決まっていますが、きちんと理解すれば難しいものではありません。

最初は、ベーシックなコード(トライアド)を構成する音は、特定の式に基づいていると理解しておけば十分でしょう。実際、コードという言葉の由来は、英語の"accord"(一致させる)という言葉です。

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ここで、例として開放弦をつかったG(トライアド)のコードを見ましょう。すべての弦を鳴らしているのにも関わらず、3つの音(3つのGと、2つのDとB)で成り立っていることがわかります。

この先はもう少し複雑になってきますが、コードの概念を理解をするためにM.I.T.の様な学校を卒業する必要はありません。気張らずにゆっくりとマスターしましょう。