#FenderNews / Tomatillo： 甘いサウンドの中にもピリッとしたメリハリ。ホセフィーナ・カンポスが手掛けた最新のピックアップ
Tomatillo： 甘いサウンドの中にもピリッとしたメリハリ。ホセフィーナ・カンポスが手掛けた最新のピックアップ
伝説のピックアップマスターの技術を受け継いだ唯一の後継者、ホセフィーナが製作したスペシャルなピックアップ
昨年6月、Fender Custom Shop Exhibition開催に合わせて来日し、その愛に溢れた人柄でも多くの人を魅了したホセフィーナ・カンポス。伝説のピックアップ職人、アビゲイル・イバラの愛弟子である彼女が手掛けた最新のピックアップ、"Josefina Handwound Tomatillo"が、世界限定で販売されることになりました。（国内では30個のみ）
長年に渡り、Fender Custom Shop製品のピックアップを製作し続けたアビゲイル・ イバラから、Fender Custom Shopにおけるマスターピックアップワインダーとして、その全ての知識を引き継いだホセフィーナが、ハンドワウンド（手巻き）で製作したこのピックアップは、まるで50年代に製作され、時代を経てエイジングされたような素晴らしいサウンドを奏でます。
Fender Custom Shopの製品開発部門の責任者マイク・ルイスは、ハンドワウンドの良さについてこう語ります。
「ピックアップは、小さな機械に取り付けられたボビンを回して巻き上げていきます。機械巻きだと、固定したワイヤを自動で前後させながら巻き上げていくので、全体が満遍なく良いテンションでワイヤを巻き上げることができます。ハンドワウンドはちょっと違うんです。ホセフィーナがワイヤを手で持ちながら、テンションの掛け方、前後の動き、ワイヤを巻くことも、すべて彼女の手作業によって行われているのです。その熟練された技術が、豊かでとても素晴らしいサウンドを生み出すのです。手作業のため、わずかな誤差によってピックアップには各々の個性が宿ります。そこもまたこのピックアップの愛すべきポイントなのです。」
「ホセフィーナが手掛けたこの"Tomatillo"と呼ばれるこのピックアップは、甘いサウンドの中にピリッとしたメリハリを持ち合わせています。あなたのStratocasterにこのピックアップを取り付ければ、ヴィンテージさながらの素晴らしいトーンを手に入れることができるでしょう」
では実際そのサウンドを聴いてみましょう。
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