INTRODUCING THE TOM MORELLO STRATOCASTER

TOM MORELLO STRATOCASTER

本モデルには、繊細なリズムギターから叫ぶようなフィードバック、ミュートスイッチによる機械的なカオスサウンドなど、トム・モレロがAudioslave®時代に開花させた感情を揺さぶる刺激的なサウンドを再現するためのスペックが詰め込まれています。

Features


FLOYD ROSE® LOCKING TREM

このトレモロシステムは、穏やかなヴィブラートから過激なアーム奏法まで、正確なチューニングを保ちながら対応します。

SEYMOUR DUNCAN® HOT RAILS™ & FENDER VINTAGE NOISELESS™ PICKUPS

オリジナルモデルのピックアップ構成を踏襲し、高出力Seymour Duncan® Hot Rails™ブリッジピックアップと、ノイズレスのヴィンテージStratocasterトーンを実現したVintage Noiseless™ピックアップをネックとミドルピックアップに搭載しています。

SLAB BODY WITH BINDING

トップに1プライバインディングを施したスラブボディが、クラシックなStratocasterの佇まいを演出します。

UNAPOLOGETICALLY AUTHENTIC


トム・モレロは伝統的な音楽ジャンルやプレイスタイルを絶えず打ち破り、ギターという楽器に新しい可能性を提示し続けてきた革命家です。

ハードロック、アルタナティブロック、クラシックロック、ヒップホップ、フォークロックといったジャンルを縦横無尽に往き来しながらそれぞれの世界観を融合していく前衛的な姿勢は、彼のシグネイチャーモデルにも反映されています。

「僕のギターサウンドは、僕の生き様そのもの。まさに僕のアイデンティティとも言えるサウンドなんだ」とトムは語ります。

80年代にランディ・ローズやエドワード・ヴァン・ヘイレンといった速弾きギタリストたちに魅了されながらも、トムは常にギターの新しい可能性に挑戦し続けてきたのです。

「僕がギターを弾き始めた当初、僕のギターヒーローたちの多くは『もうギターでできることは全部やり尽くされている』と言っていた。でも僕はそうは思わなかった。ギターなんて、6本の弦が張られただけの、エレクトロニクスを搭載したただの木じゃないか。他にも使い方があるんじゃないかってね」とトムは続けます。

独自のプレイスタイルを確立していきながら、トムはその進化の各ステージを象徴する特別なギターを使うことで知られるようになります。その中でも一際異彩を放っているのが、マルチプラチナムアルバムを輩出したAudioslave時代に使っていた今回のシグネイチャーモデルの源となった“Soul Power” Stratocasterなのです。

Audioslaveを始動するにあたって新しいギターを探していたトムは、ギターショップに飾られていたマッチングヘッドストックとクロームピックガードを装備したブラックフィニッシュのDesigner Series Stratocasterに特別な絆を直感的に感じ取ったのです。

“Soul Power” Stratocasterの歌うような、またある時には吠えるようなサウンドは Doesn’t Remind Me” や “Cochise”、“Be Yourself” などのAudioslaveのヒットソングで聴kくことができ、トム自身が登場するFender Sessionsビデオにも収められています。

「ホワイトマーカーで『Soul Power』と描いたのは、純粋なインスピレーションからなんだ」とトムは言います。「どのバンドも、確固たる信念やテーマを軸に進化していくものだ。Audioslaveのメンバーがスタジオに集まって作曲している時、僕たちはお互いに対する愛と思いやり、ソウルに包まれていた。スタジオにはアーティスティックなフリーダムが漂っていて、僕はこのギターでその時々の気持ちを表現していたんだ。」