最強「ギター+アンプ」のコンビネーション4選

フェンダーの特徴的なサウンドを実現するギター+アンプの4種類のコンビネーション

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Stratocaster®とTwin Reverb®アンプは、Fenderの伝統的なギター+アンプの黄金コンビです。

フェンダーは半世紀以上に渡り、世界的にも稀なギターとアンプのメーカーとして知られてきました。フェンダーの長い歴史の中で、最高のコンビネーションとされるフェンダーギターとアンプの組み合わせはそう多くありません。

時と共に進化してきたフェンダーですが、由緒あるモデルで確立した最高のコンビネーションは、現在もなお生き続けています。以下は、フェンダーギター+アンプによる4種類の最高のコンビネーションです。


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1. Telecaster® + ’65 Twin Reverb®

典型的なカントリーのサウンドを実現するコンビネーションです。クリアでトレブリーな本物のサウンドを聴かせるTelecasterを1965 Twin Reverbへプラグインすれば、40年以上前のピュアなカントリーミュージックが蘇ります。デイヴ・ハンターは著書『Guitar Rigs: Classic Guitar & Amp Combinations』の中で、「カントリー・ミュージックに初めて持ち込まれたエレクトリックギター。多くのギタリストにとって、この初めて量産されたソリッドボディのギターは、道具箱に備えておくべき唯一の楽器」と表現しています。

ヴィンテージのギターやアンプを今入手しようとすると、やや高価なものになるかもしれません。でも心配は無用です。この伝統的なカントリーコンビは、現在のフェンダーのラインナップで容易に実現できます。Made In Japan Traditional 50s Telecaster®と、Vintage Reissue ’65 Twin Reverb®を組み合わせれば、あなたもジェームス・バートンになれるでしょう。


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2. Eric Johnson Stratocaster® + Twin Reverb®

テキサス出身のStratocasterの名手エリック・ジョンソンは、世界的に称賛を受けているミュージシャンの中のミュージシャン。ピュアなギタートーンは、聴けばすぐに彼のものとわかります。数年間に渡り、フェンダーの最もポピュラーなシグネイチャーアーティストに名を連ねています。

ギタリストへのグッドニュースです。エリック・ジョンソンの壮麗なトーンは、全く実現不可能という訳でもありません。具体的には、Eric Johnson Stratocaster®を手にすればよいのです。同モデルには、エリック・ジョンソン特製のピックアップや、Vシェイプのクォーターソーンネックなど、彼自身の監修による特徴が含まれています。アンプに関しては、エリック・ジョンソンの特徴的なクリーン・トーンは常に、Twin Reverb®から生み出されてきました。そのサウンドは、Vintage Reissue ’65 Twin Reverb®で再現できます。


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3. Jaguar® + Showman Amp

サーフミュージック時代のリバーブの効いたサウンドを実現するには、60年代のJaguarと60年代初めのShowmanアンプ(または後継のDual Showman®)が欠かせないでしょう。The Ventures、The Surfaris、The Chantaysら時代を作ったインストゥルメンタルグループは、ギターとアンプの間にフェンダーの Reverbユニットを配置し、ステージやスタジオで轟く波の音を表現しました。

サーフミュージックは、ここ10年ほど現代的な形で復活を遂げています。Los Straitjackets、The Bomboras、Satan’s Pilgrims、The Mermenなどのバンドは、勢いとそれに負けないリバーブで荒々しい波に乗りました。フェンダーもまた、今なお波に乗っています。伝統的なSurf GreenカラーのAmerican Original '60s Jaguar®と、’65 Twin Reverb®のコンビネーションがその一例です。サーフ・クラシックのブロンドのピギーバックが好みであれば、ブロンドのSuper-Sonic™ヘッドと、それにマッチした同じくブロンドの212キャビネットがお勧めです。


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4. Stratocaster + Late ’50s Bassman

エレクトリックブルーズのサウンドを生み出す、フェンダーの最も有名なギターと、最も人気の高いアンプのコンビネーションです。ハンターは前出の著書『Guitar Rigs: Classic Guitar & Amp Combinations』の中で、「“歴代で最も愛されたロック・イクイップメント”のタイトルを獲得しそうな最有力候補で、最も汎用性が高く多彩なトーンを持つ、エレクトリックギタリストによく知られた理想的なコンビネーション」と表現しています。

50年代から60年代初めのStratocaster®と、ツイードの4×10 Bassmanアンプのコンビは、ローボリュームではクリーンでベルのようなトーンを出し、4程度にボリュームを上げていくと、パーフェクトなロックンロールの歪みを実現します。バディ・ガイやジミー・ヴォーンのようなサウンドです。今の時代、この伝統的なコンビネーションのクラシック・サウンドを得るためには、ローズウッドのフィンガーボードを備えたAmerican Original '60s Stratocaster®と、Vintage Reissue ’59 Bassman LTDのコンビネーションで再現できます。