The NAMM Show 2018
毎年1月に米国カリフォルニアにて開催される世界最大規模の楽器ショー「The NAMM Show」が、1月25日から29日までカリフォルニア州アナハイム・コンベンションセンターで開催されました。(アナハイム現地時間)フェンダーは「AMERICAN ORIGINAL」シリーズをはじめ、数多くの新製品を発表しました。
AMERICAN ORIGINAL
今年のフェンダーブースの最大の注目製品は、AMERICAN VINTAGEシリーズの後継機種として発表されたAMERICAN ORIGINALシリーズ。クラシカルな見た目や仕様を最大限に生かしながら、モダンプレイヤー向けに指板ラジアスやスイッチングなど、プレイヤビリティが大幅にアップデートされています。
› AMERICAN ORIGINALシリーズ
ERIC JOHNSON SIGNATURE
世界的なギタープレイヤーであるエリック・ジョンソンのこだわりが凝縮したシグネイチャーモデルも登場!豊かな鳴りと軽量化のためにボディをくり抜くチェンバー加工が施されたセミホローボディのストラトキャスターです。
また、ブースないでエリック・ジョンソン本人によるでも演奏や、インタービューも行われました。
PARALLEL UNIVERSE
数量限定モデルとして発表されたPARALLEL UNIVERSEコレクションは、フェンダー史に残る名作であるギターやベースのDNAを掛け合わせたハイブリッドモデルです。唯一無二の強烈な存在感を放つ本作は、フェンダーブランドのあくなき挑戦と、その自由なモジュール性を体現しています。
JAZZ MASTER
ジャズマスターは今年で発表から60周年を迎えます。サーフミュージックからニューウェーブ、グランジ、オルタナティブといった刺激的なジャンルにおいて、常にクリエイティブなアーティストに敬愛され続けてきたジャズマスターに敬意を表し、様々なアニバーサリーモデルが発表されました。
CALIFORNIA SERIES
アコースティック部門からは、南カリフォルニアの自由奔放でエネルギーに満ちたカルチャーを象徴するCALIFORNIAシリーズが登場。独自のカラーとシェイプ展開で、これまでのアコースティックのイメージを覆す新機軸です。既成概念に囚われない、革新性を求めるプレイヤーにお勧めです。
EFECTS PEDALS
オーバードライブ、ディストーション、リバーブ、ディレイ、コンプレッサー、バッファーなど、今日のプレイヤーのサウンドメイキングに不可欠なエフェクトペダル類も発表。プロからビギナーまで、あらゆるタイプのプレイヤーにフェンダートーンのエフェクトサウンドを提供します。
AMPLIFIER
人気ベースアンプRUMBLEシリーズに、プリセット機能やBLUETOOTHオーディオストリーミング、Wi-Fi通信などのデジタルテクノロジーを搭載した「RUMBLE STUDIO 40」と「RUMBLE STAGE 800」が登場。多彩なデジタル機能が、現代のプレイヤーが求めるクリエイティブな表現をさらに押し広げます。
TRIRAL BOOTH
製品をじっくり試せるトライアルブースを用意しています。今回発表された新しいRUMBLEシリーズやペダル全機種をその場で試すことが可能です。
UKULELE
ウクレレコーナーには、南カリフォルニアの開放的で楽天的なスピリットにインスパイアされたCALIFORNIA COASTシリーズのディスプレイ。フェンダー史上最年少となるシグネイチャーアーティスト、グレース・ヴァンダーウォールの装飾が目を引きます。
Fender Audio
ワークアウトや日々の通勤通学の際にお気に入りの音楽をフェンダーらしいサウンドで楽しむことができるPURESONICイヤホンシリーズが登場。また歴代のフェンダーアンプデザインに触発されたBLUETOOTHスピーカーNEWPORTに、ダコタレッドとソニックブルーの新色が発表されました。
その他、既に日本でも販売が開始されたSQUIER CONTEMPORARYシリーズや、ピックアップなどのパーツ、アクセサリなども発表しました。新製品につきましては、日本での発売時期が確定し次第、お知らせいたします。また、今回の「The NAMM Show」におけるフェンダーブースの模様は「デジマート・マガジン」で徹底レポートしています。ぜひ一度ご覧ください。