The NAMM Show 2020で発表となったアンプ達

新しいMustangシリーズから、Princeton Reverbのリイシューモデルまで、NAMM Show 2020でフェンダーが発表したアンプをチェックしてみましょう。

The NAMM Show 2020

カリフォルニア州アナハイムで開催されていたThe NAMM Show 2020のフェンダーブースでは、2020年にデビューするとてもエキサイティングなアンプが展示されており、多くの人たちの関心を集めていました。 その新しいアンプは、3種類のMustangシリーズと、ハンドワイヤリングで製作されたPrinceton Reverbのリイシューモデルでした。

Mustang LT50とMustang GTXは、現代のデジタルアンプをさらに飛躍させるモデルです。テクノロジーの進化により、1つのアンプで何百通りものトーンにアクセス可能で、幅広いジャンルに対応した素晴らしいトーンを提供します。また、手作業で製作されているAmerican Hand Wiredシリーズに ’64 Custom Princeton Reverbが追加されたのです。

過去70年間フェンダーのアンプは音楽業界の基準を確率してきました。エレクトリックギター同様、フェンダーのアンプはこれまでの長い間多くのヒットソングで使用され、いつの時代も愛されています。近年発売されているフェンダーのデジタルアンプも、同じように多くの人々から愛されています。さらに、新しいMustang LTとGTXおよびMustangシリーズ、Rumbleシリーズのアンプは、この春リリースが予定されているFender Tone 3.0によってさらなる拡張性を手にすることができます。

「Mustang GTXには、数十年に渡るフェンダーの研究開発と最先端のテクノロジーが詰め込まれているのです」フェンダーのエレクトリックギター&ベース、アンプ担当副社長のマックス・グットニックは語ります。「これらの新しいモデルに搭載されたエフェクトやプリセットは、様々なバリエーションを試すことができ、きっと時間を忘れて夢中になるでしょう。また、好きな場所にエフェクトを配置することができる機能は、ゲームチェンジャーになるでしょう」
「最近までハイエンドのモデリングアンプのみが搭載していた機能ですが、Mustang GT、そして新しいMustang GTXでも可能なのです」


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Mustang LT50

Mustang LT50はとても使い勝手のいい、手頃な価格のアンプです。昨年リリースされ好評を得ているMustang LT25の兄貴的存在で、バンドでの演奏にも耐えうるパワーを持ち、様々なアンプモデルや、エフェクトを提供します。このモデルにもフェンダーが何十年もかけて素晴らしいアンプを製造してきたノウハウが生かされているのです。50ワットの出力、高品質の12インチスピーカー、シンプルなユーザーインターフェィス、フルカラーディスプレイ、幅広いジャンルの音楽をカバーする豊富なプリセットコレクションなど、日頃の練習やステージののパフォーマンスに最適なアンプです。さらにFender Tone 3.0のMac / PCバージョンが付属するので、パソコンを使ってプリセットの作成や変更、保存をすることができるのです。


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Mustang GTX50 & Mustang GTX100

新しいMustang GTXシリーズには、GTX50とGTX100の2つのモデルがあります。これらのアンプには、Mustang GTで培ってきた優れたトーン、数多くのプリセット、ルーパー機能、WifiおよびBluetoothでの接続をそのまま引き継ぎ、アップグレードされたCelestionスピーカーを搭載した素晴らしいサウンドを出力するキャビネットに、ステージ映えするルックスを兼ね備えています。Fender Tone 3.0を使用することで、さらに柔軟性が増し、手頃な価格で、多様性のある信じられないようなトーンを求めるプレイヤーにとって最適な一台となるでしょう。GTXにはいくつかの新しいエフェクト、アンプモデル、プリセットとグローバルEQを搭載し、さらに7ボタンのフットスイッチにも対応します。


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Princeton Reverb

Princeton Reverbは、発売から50年以上経った現在でも、ギタリストにとって無くてはならないアンプの一つとして、世界中のステージやスタジオで愛用されています。その中でも、一番人気があるのは、信じられないほどの感度とレンジの広さでプレイヤーの感性をそのまま出力する、1964年から67年に生産されたブラックパネルのオリジナルモデルでしょう。そのサウンドが'64 Custom Princeton Reverbで蘇ります。数えきれないほどのヒット曲で聞き覚えのある、時代を超えたフェンダーサウンドを聴くことができるのです。オリジナルを忠実に再現したこのリイシューモデルは、'64 Custom Deluxe Reverb、'57 Custom Champ、'57 Custom Deluxeや57 Custom Twinと共に、American Hand Wiredシリーズとして、カリフォルニアのコロナ工場で生産されています。'64 Custom Princeton Reverbは、ヴィンテージトーンを探している全てのプレイヤーにとって最適な選択であり、その他のAmerican Hand Wiredシリーズとともに、プレイヤーだけではなくコレクターも興奮させるものになるでしょう。


新しいMustungシリーズは、順次発売となります。発売日が決定次第、#FenderNewsでお伝えいたします。