視線を奪う9本のCustom Shop製ギター

The NAMM Show 2019において間違いなく注目を集めた、9本のCustom Shop製のギターを見て行きましょう。

The NAMM Show 2019

Fender Custom Shopは、毎年カリフォルニア州アナハイムで行われているThe NAMM Showにおいて、来場者を驚かせる製品を展示しています。もちろん、今年も例外なく、そのクラフトマンシップを象徴する数々のギターが展示されました。

芸術的な仕上げや、様々な素材を用いたこれらのギターに、驚きを隠せません。これらの素晴らしいギター達は、プレイヤーを待っているんです。まるで星のようにきらびやかなトーンが、星のように輝くルックスと一致するように。

例年通り、Fender Custom Shopのマスタービルダーたちは、2019年のThe NAMM Showに素晴らしいギターを届けにきました。ここにその特別な9本をご紹介します。


The NAMM Show 2019

(L to R)
トッド・クラウスは、1960年代のチェッカー柄のStratocaster NOSに、50年代のハンドワウンドピックアップと3Aフレイムメイプルのネックを組み合わせました。

ジェイソン・スミスのStaircase Esquire NOSは、「New Old Stock」 ラッカーフィニッシュで、美しいサンドブラスター仕上げを施した、2ピースのアッシュボディが目を引きます。ジェイソンはこのギターのボディを手作業でペイントしています。

オールドスクールとニュースクールのミックス。 カスタムエイジングを得意とする、ジョン・クルーズが製作したStratocasterは、1959年モデルの過去(当時のルックス)と現在(ヴィンテージギターのルックス)を表現しています。


The NAMM Show 2019

(L to R)
デニス・ガルーズカ製作のCrosscut Pine Strat NOSは、様々な木目がインパクトを与えます。2ピースのアルダーボディには、ローステッド4Aメイプルのネックと、ハンドワウンドのテキサススペシャルピックアップが取り付けられています。

グレッグ・フェスラーの1968 Nebula Stratocaster NOSは、マディソン・ロイの手による、その特徴的なアートワークが目を引きます。彼の素晴らしいアートを最大限際立たせるため、NOSラッカーフィニッシュが採用されています。

デール・ウィルソン作の1969 Stratocaster Heavy Relicも見逃せません。スパークルカラーのラッカー仕上げのボディとマッチングヘッドを採用し、クオーターソーンのメイプルネックが取り付けられています。


The NAMM Show 2019

(L to R)
2019年のカスタムコレクションから、Postmodern Stratocaster Journeyman Rosewood Relicを紹介します。2ピースのアルダーボディに、素晴らしい、フラッシュコートタッチのレリック加工が施されています。

この1968 Paisley Stratocaster Relicは、厳選された2ピースのアルダーボディを採用し、特徴的な63年のCシェイプのリフトソーンネックが取り付けられています。

アレックス・カルモナによる、手彫りのトップが芸術品の域に達している(実際に木彫りの版画として作品を作りました)、Woodblock Print Tele NOSは、ロン・ソーンにより製作され、厳選されたスワンプアッシュ製のボディに、ヴィンテージサウンドを出力する、TV Jones製のピックアップが取り付けられています。