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のん × Spotify「#スーパーヒーローズ」先行試聴会

女優・歌手の“のん”が4月11日(水)、都内にて5月9日リリースの1stアルバム「スーパーヒーローズ」の先行試聴会を行った。

のん

(Photo by 山本勲)

イベントは音楽ストリーミング配信サービスとの共催で、のん の楽曲にハッシュタグ「#のん_Spotify」をつけたツイートの中から、抽選で10組20名のみが参加できる超レアな試聴会。

まずは司会者の解説とともに「スーパーヒーローズ」に収録された全12曲を試聴。矢野顕子、真島昌利、高橋幸宏、大友良英、尾崎亜美など、まさに“スーパーヒーロー”と言える豪華な面々とタッグを組んで制作された本作は、「へーんなのっ」「正直者はゆく」「あることないこと」「ストレート街道」「私の大好きな歌」など、のん自ら作詞・作曲を手掛けた楽曲も多く、音楽と真摯に向き合うことで生まれたピュアで初期衝動に溢れた楽曲が詰まっている。

全曲の試聴を終え、Tシャツに赤いスカートというカジュアルな衣装に身を包んだのん率いるのんシガレッツが登場すると会場からは大きな歓声が。どんな時に楽曲のインスピレーションが湧くのか?と聞かれた彼女は「作品を観たりライヴに行ったり、自分が興奮した時に創作意欲が湧きます」と話し、豪華なアーティストが制作に携わったことに対しては「アルバムを作ることを目標にしていて、ビッグな方たちにお願いしたらいい曲ができると思って前のめりでオファーしました」と無邪気な笑顔を見せた。

サプライズとして、収録曲の中から矢野顕子の作詞・作曲による「わたしはベイベー」と真島昌利が作詞・作曲を担当した「さぁいこう」の2曲を披露。寝付けない時は矢野顕子の曲を聴きながら眠るそうで、「矢野さんが書いてくれたことがじんわりくる楽曲。いろんな想像ができる曲です」と話すと、フェンダーのアコースティックギターNEWPORTER SPECIALをかき鳴らしながら、言葉のひとつひとつを丁寧に紡ぐように歌い上げる。

真島昌利のデモがカセットテープだったことに感銘を受けたという「さぁいこう」は、疾駆するサウンドが印象的なストレートなロックチューン。ネックを立て気味に持つロックなフォームで、歯切れの良いパワフルなトーンを奏でる。アコギもエレキもロックにストロークする彼女にとってNEWPORTER SPECIALは最良のパートナーと言えそうだ。

「めちゃくちゃカッコいいアルバムに仕上がっているので、ぜひ手元に置いていただけるとありがたいです。お楽しみに!」。なお、アルバムの中から「わたしはベイベー」のみ、5/2(水)より各ストリーミング/ダウンロードサイトにて先行配信する。少年性と少女性が同居したような、のんにしか描けない楽曲群を、ぜひ堪能してみてほしい。


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(Photo by 山本勲)


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